台北市の安宿街といえば「林森北路<リンシンペイルー>」だろう。台北市の中央部を南北に走る通りで、ナイトクラブなどが集まる夜の歓楽街でもあるが、ホテルやレストラン、ショップなどが集まる観光客に便利な繁華街でもある。日本のバブル崩壊後は、滞在費用を安く抑えたい日本人ビジネスマンがこの地区の中級ホテルを多く利用しているため、ちょっとした日本人街ともなっている。そのため、この地区を歩いていると、男性は日本語でマッサージの客引きにあちこちで声をかけられる。
この地域のホテルが特にそうであるというわけではなく、台湾全土の宿に共通していえることなのだが、ほとんどのホテルが部屋の時間貸しを行っている。つまり、ラブホテル的な使い方もされているということである。だから治安がどうのこうのということはまったくないが、気になる人も多いであろう。
やや不便な点は、エアポートバスの停留所が少し離れている場所にあるホテルが多いということと。MRTの駅へも何もなければ問題ないが、大きな荷物があるとあまり歩きたくない距離にあるということだ。しかし、地域全体としてはコンビニなどをはじめとしてさまざまな施設があり、旅行者には大変便利なエリアといえる。 |